モンテカルロ法は、数あるオンラインカジノの攻略法でも非常にクラシカルで伝統のある攻略法です。
そんなモンテカルロ法の気になるポイントが期待値になります。
今回は、モンテカルロ法の期待値というテーマで、どの程度の期待値なのか、期待値を上げるにはどうすればいいのか、そして期待値を下げてしまう落とし穴について解説します。
この記事を読めばきっと、モンテカルロ法がどの程度稼げるものなのか分かるでしょう。
モンテカルロ法の期待値とは
オンラインカジノにおけるモンテカルロ法の期待値は、およそ95%とされています。
つまり、100ドル賭ければ95ドル程度は戻ってくるということです。
ここでは、その数値の大きさについてどうなのか、1を切っているのに攻略法といえるのか、そしてオンラインカジノで使えるのかという点について解説します。
まず、モンテカルロ法をオンラインカジノで運用する場合、ヨーロピアンルーレットでは期待値が98%程度(約0.98)とされています。
この数値はギャンブルにおいて、とても高い数字といえるでしょう。
例えば、三競といわれる競輪、競馬、競艇といったギャンブルでは70%、パチンコでは75%、宝くじに至っては50%と言われています。
そう考えるとモンテカルロ法の期待値は、いかに高いものか理解できるのではないでしょうか。
つまり、オンラインカジノにおいてもモンテカルロ法は、長きにわたり愛用されてきた攻略法として有効であるということがわかっています。
ただ、1(100%)の期待値を切っているということは、攻略法を進めていくと損失が出ることを意味しています。
これでは攻略法として、破綻しているといえるでしょう。
しかし、モンテカルロ法の期待値よりも低い期待値のギャンブルでも勝っているという方は、一定数いるという点に注目すべきです。
さきほど紹介したギャンブルは、もはや損をするためにプレイしているとしか言えませんが、それでも一定数勝っている方はいます。
そう言ったことを考えると、それらの期待値よりも高いモンテカルロ法は、攻略法としてかなり有効な方法といえるのではないでしょうか。
期待値は1を切っていますが、オンラインカジノでも十分使える攻略法です。
しかも、オンラインカジノとの相性が高い攻略法といえます。
モンテカルロ法は、従来のカジノではメモの禁止など、運用がしにくい攻略法で、一部の記憶力の高いプロギャンブラーが行う攻略法でした。
しかし、オンラインカジノではメモが利用できるので、モンテカルロ法との相性が良いといえるでしょう。
このように期待値1を切っているもののモンテカルロ法は、攻略法として機能しています。
モンテカルロ法の期待値を上げるには
それでも1を切ってしまっているモンテカルロ法に対して、少しでも期待値を上げる方法がないのでしょうか。
実は、ルーレット、バカラ、ブラックジャックといったモンテカルロ法が使えるゲームそれぞれに期待値を挙げる方法があります。
ルーレットであれば、空回しをすることで、傾向がつかみやすくモンテカルロ法の勝率が上がります。
空回しとは、ルーレットのどこにも賭けずにルーレットを回す方法です。
実際のカジノでは禁止されていますが、オンラインカジノでも利用できるようになっています。
この方法で、出た目とは違う目、例えば偶数か奇数のいずれかに賭け用と思っている場合、奇数が空回しで出たら次も奇数が出る確率は若干下がります。
こういった方法を使うことでモンテカルロ法の勝率が上がり、期待値を上げることができるでしょう。
バカラでは、罫線を読むことで、勝率がやや向上されるとされているので、それを利用しましょう。
罫線とは、簡単に言えばバカラの勝敗結果を表にしたものです。
ただ、読み方を知る必要があり、読み方を知ることによってバカラの勝敗の流れが見えるようになってきます。
この罫線を使いことで勝率の向上が期待でき、モンテカルロ法の期待値を上げることもできるでしょう。
ブラックジャンクでは、ベーシックストラテジーの表を使うことで勝率を上げることができます。
ベーシックストラテジーとは、一言で言えばブラックジャックの虎の巻です。
ディーラーが見せている手札とこちらの手札の内容によって、どのようなアクションを取れば勝ちやすいかを一覧にしたものを指します。
この表を使うことで、ブラックジャックの勝率も上がり、モンテカルロ法の期待値も上げられるようになるでしょう。
このような手段を用いれば、モンテカルロ法の期待値を限りなく1に近づけることできるようになるはずです。
モンテカルロ法の期待値を下げてしまう落とし穴とは
モンテカルロ法の期待値を下げてしまう落とし穴は、長時間にわたってモンテカルロ法を利用することです。
例えば、十数ゲーム程度であれば、モンテカルロ法もそこまで負けることはありません。
しかし、1,000ゲーム程度行うと、本来の期待値に近い数字になっていき、最終的に負けが先行するとされています。
あるコンピューターの試算では、10万回行うと破綻する確率は99%を超えるとされています。
つまり、最終的には負ける可能性が高いようです。
このような傾向があるので、利益が出たら早めに切り上げることで、期待値通り100%を切ってしまうことが回避できます。
※実験結果のサイト
https://ict119.com/montecarlo/#i-9